無事出産したけどコロナに振り回された話〜⑦救急車〜PCR検査編〜
前回から続きます。
さて、外から聞こえてきた救急車のサイレンが近くで止まると、
内線で、部屋までお迎えが来るとのこと。
そして部屋に迎えに来たのは、まさかの担架!
まだ会陰の傷が痛む中、防護服の隊員に囲まれて病院から運び出されることに…
主治医の先生も同乗してくれます。
病院は大通り沿いにあるため、
産婦人科から出てきた防護服の集団(と担架)にざわつく歩道の人々。
乗車が完了すると、
ピーポーピーポーというサイレンとともに近隣の医大まで。
(急病でなくてもサイレン鳴らすんですね...!)
産科から医大は約10分。
あっという間に到着し、
完全隔離体制で個室に運ばれたのでした。
部屋に着くと即PCR検査。
鼻に綿棒を突っ込むタイプでした。
この時点で午前11:30。
結果は午後には出るので、
それまで部屋待機してくださいとのこと。
結果が出るまで部屋から出ることも出来ないので、
とりあえず部屋の中や貰ったアメニティをチェックしながら待つことに。
12時過ぎて。
「…そういえばお腹空いたな」
検査については聞いたものの、
お昼がいつ出るか、は着いてすぐ聞くのも恥ずかしい感じがしてしまい、聞いていませんでした。
ナースコールで聞くべきか迷っていると、
「お昼ですよ〜」
わくわくしながらトレイを覗き込むと、、、
THE 病院食!
そしておそらくいきなりの入院だったため、
通常の昼食の用意は間に合わなかったのか、
出てきたのは食パン2枚(焼いてない)と冷えたオムレツ、、、
食事が出ただけでありがたいし、
我儘なのは重々承知です。
ただ、豪華なこれまでの病院食にテンションが上がりまくって、
先の献立まで全部把握していた私は
テンションだだ下がり。
この献立でお腹がいっぱいになるわけもなく、
お腹を鳴らしながらひたすら午後を過ごすことになるのでした。
入院前に遠足気分で買ったお菓子色々(笑)も
慌てて入院準備をしたため全部置いてきてしまい、
かなり後悔しました。
そして15:30ごろ。
未だ音沙汰はなく、隔離状態が続きます。
すると、入院手続きに看護師さんが。
ここで私は待ちきれず、
何時ごろ結果が出るか聞いてみることに。
(看護師さん)「夕方17時とかには分かると思いますよ〜」
あと1時間半だ!ということで希望が持て、
ひたすらテレビを見ながら時間を潰しました。
(まさかこんな暇時間ができるとは思わず、何も暇つぶしできるものが無かった。)
そして17:30ごろ。
「あれ?音沙汰無いな。
もしや陽性だったから今後の対応を協議して時間がかかっているのでは?!」
段々嫌な予感がしてくるのでした。。。
次回は結果判明編を書きたいと思います。
続く。